2019年11月30日

留話§一日一句~さようなら~

季語は・・・霜月尽

霜月尽 ブログの日々や さらにまた

【去年の今日】出話§茶漬けとか汁かけ飯とか
ラベル:俳句 ブログ 私事
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ひだまりのお話……明日よりお世話になります

14年7か月のウェブリブログ暮らしから心機一転……明日よりSo-netブログで新しいスタートを切ります。

nenga_hanko_純粋麦酒.jpg

12月1日よりブログ名も変わらず“ひだまりのお話”で毎日更新していきます。一話400字を目安に、さらさらと読めるシンプルなページ作りです。どうぞよろしくお願いします。

そして……ああ、すいません。事前準備とばかりにマイカテゴリーに使いそうなジャンルを大量に登録してしまっています。まだ、全然中身がない状態なのに。

あと3日お待ちください!

【ひだまりのお話】11月一杯はこちら
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週話§土曜諸相~ブログ移転のお知らせ~

本日をもってウェブリブログへのエントリーアップを終了する。移転
先は以下のとおりで、12月1日からも変わらずブログは綴っていく。

ひだまりのお話

今年7月、ウェブリブログのあまりにも劣悪な変更に、当然ながら運
営側にはクレームなどを聞く耳は持っておらず、5か月が過ぎていく
中で、これはもう、ウェブリブログ自体が見捨てられたのであろうと
判断せざるを得ない。

14年7か月余りのエントリー数は1万3000に達しようとしていたが、
自分自身でもモチベーションの低下を自覚するようになってしまって
は“最早これまで”である。せっかくここまで継続してきたブログを
移転させるのは忸怩たるものがあるが、自らのモチベーションを維持
するために決めたことである。

ウェブリブログのエントリーデータは、丸ごとすべて新しいブログに
引っ越すつもりではいるが、どこまで反映できるものか……なので、
ウェブリブログのほうについては、新しいブログページのお知らせを
不定期にアップしつつ、このまま残しておくつもり。

ブログのタイトルは変わらずなので、引き続き読んでいただければと
思っています。これまでどうもありがとうございました。拙ブログの
最終日における総エントリー数は12927となりました。

追記:これまでリンクを貼ってくださっていたみなさん、ありがとう
ございました。もしも差し支えなければ引き続き新しいブログのリン
クに変更していただけたら幸いです。


《ブログのトピックス一覧》
ラベル:ブログ 私事 日常
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2019年11月29日

留話§一日一句~睡眠十分~

季語は・・・冬の日

冬の日や 羽毛布団の 人の型

【去年の今日】熟話§近頃の眠り方
ラベル:俳句 睡眠
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顧話§今日の歴史~メリーさんの羊~

1877年11月29日、エジソンが蓄音器を公開。

我が音盤の歴史を振り返るなら、さすがに蝋管やSPを手にしたり、
聴いたことはないが、その後の45回転のドーナツ盤や、33回転のLP
から聴いたことになる。

さらにCDを経て、ネット配信の時代になってしまった。我が家でも
再生ソースの一つとして、CDをリッピングしてiPodに落として再生
しているのだ。

去年、ドイツで借りたレンタカーにはCDプレイヤーが搭載されてお
らずで戸惑ってしまったが、iPadを接続して再生したのだった。

今や音源の実体はなく、データとしてハードディスクや、さらにはク
ラウドなどの中に存在するのである。エジソンが今の姿を眼にしたら
どんな感想を口にするものだろうか。

《歴史のトピックス一覧》
ラベル:歴史 CD 発明
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紙話§ティッシュペーパー~小さくなった~

ティッシュペーパーが小さくなった。いつ頃からのことだったかは、
記憶にない。気がついたら小さくなっていたのだ。

これと似たようななケースにバターがある。かつては半ポンドと覚え
ていて、一箱225gだったバターが、いつの頃からか200gになってし
まっていた。要するに値上げをしたくないがゆえに、一計を案じての
結果が、値段は同じで量を減らすというものだった。

みみっちいとか世知辛いといえばその通りで、つまらないごまかしか
たのように感じられてならない。

そういえば去年あたりだったか乳製品の価格が高騰した時、某メーカ
ーが1リットルのパックを、値段据え置きで900mlに変更したのだ。

だが、これもまた姑息なやり方ではないかと感じたのだった。それに
わざわざパックのサイズを変えるなどと、そうまでして製造工程を変
更する意味があるのだろうか。

もちろん消費者にしてみれば、値上げが好ましいわけではないが、や
むを得ない値上げを寛恕することはやぶさかではない。それに何より
1リットルのパックを前提で料理に使っている人だっていないわけで
はないだろう。

最初に戻るが、ティッシュペーパーが小さくなったことで、使いにく
くなったような節は――個人的には――見当たらない。だが、何とも
頼りなくなってしまったのもまた事実ではある。

《日常のトピックス一覧》
ラベル:日常 牛乳 生活
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2019年11月28日

ひだまりのお話……新規スタートあと3日!

14年7か月のウェブリブログ暮らしから心機一転……So-netブログで新しいスタートを切ることになりました。

nenga_hanko_純粋麦酒.jpg

12月1日よりブログ名は変わらず“ひだまりのお話”で毎日更新。ただ今、鋭意エントリー作成して準備中です。

そして……ああ、すいません。事前準備とばかりにマイカテゴリーに使いそうなジャンルを大量に登録してしまいました。まだ、全然中身がない状態なのに。

あと3日お待ちください!

【ひだまりのお話】11月一杯はこちら
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留話§一日一句~とっぷりと陽が沈み~

季語は・・・暮早し

居酒屋も 灯り点して 暮早し

【去年の今日】濤話§11月下旬である
ラベル:俳句 居酒屋
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過話§備忘録的な何か~2019年11月28日付~

11月18日……朝、突然かつ急激に右の肩が鬱血して肩凝りとなった。
たまには肩凝りもするが、ここまで急激にというのは何とも珍しい。

同居人に消炎薬を貼ってもらったら、ものの一時間も経たないうちに
痛みが引いて楽になったが、こういうことも珍しい。

医者は“消炎薬はスースーするだけで効くわけではない”などと言っ
ているが、こうして現実に痛みが治まると“やっぱり効くじゃん”と
思ってしまうではないか。

これで終わりかと思っていたら、翌朝は肩ではなく、肩甲骨と背骨の
間の筋肉が張って痛かったので、同じように消炎薬を貼って処置……
これまたほどなく痛みは消えたが、連日とはどうしたことだろう。

11月19日……朝まで雨が降っていたようで、起きたら湿気蒸し蒸し。
午後には外気温が26度を超えていた。馬鹿陽気である。

この日、通算3回目となるインフルエンザの予防接種を受けてきた。
折しもインフルエンザ流行の兆しという報道も目についたところだっ
たので、タイミングとしてはばっちりではないかと思った。

接種後は2週間ほどで効果が出始め、4週間でピークに達した後は、
効果が3か月から5か月ほど持続するようだ。

11月20日……今季初めて、石油ストーブ用の灯油を売り歩く巡回販
売車がやって来た。異なる業者が入れ替わりやって来る。それぞれ
『ペチカ』とか『たき火』といった唱歌のオルゴールを流すのだが
これを聴いたら冬の到来である。

気がつけばいつの間にかコオロギたちの聲が消えてしまっていた。

《日常のトピックス一覧》
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貨話§コインパーキング変容

年に二度くらいだが、コインパーキングのお世話になることがある。

つい10日ほど前も、催しがあって車で出かけた会場には駐車場がなか
ったので、事前に調べておいた近くのコインパーキングを利用した。

車を駐めて“おや”っと思ったのは、車のボディ下に自動で上がって
くる金属製のフラップがなかったことである。それでどうやら、後部
の車止めに感知装置があるようで、そこで出入りをチェックしている
ようだ。

そして2時間ほど駐車した帰りに精算。機械に駐車位置の番号を入力
して料金を払えば出庫してもいいということだが、念の為に領収書を
プリントアウトしておいた。

帰って調べてみると、最近増えている駐車システムのようで、要する
に監視カメラでチェックして、不正な利用を防ぐということである。

当然、未払いのまま出ていってしまう輩に対しては、車種とナンバー
で追跡、駐車料金に加えて面倒をかけさせた手数料を上乗せして請求
しているようだが、おそらくは不心得者の歩留まりも勘案した上での
営業形態ということであろう。

《日常のトピックス一覧》
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2019年11月27日

留話§一日一句~何事もなく熟睡~

季語は・・・山眠る

穏やかに 鎮め鎮まれ 山眠る

【去年の今日】踊話§メータ&バイエルン放送交響楽団
ラベル:俳句 睡眠
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変話§朔風払葉~七十二候~小雪

小雪の次候“朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)”である。

あっという間の11月だったような気がしてならない。しつこく繰り返
しているようだが、定年退職このかた、時間の進み方が異様なほどに
速度を増しているように感じる。

一年前は山形交響楽団のハイドン『天地創造』を聴きに行ったのが、
それがつい2、3週間前だったかのように思ってしまう。

小学生の頃、時が進むことの遅さにいつもいつももどかしさを覚えて
いたが、それは誰もが等しく感じることのようである。そして徐々に
年齢を重ねていくにつれて、時が過ぎ去る様を自覚するようになる。

生まれたばかりの乳児と、六十路を過ぎた老境の人間とでは、時間の
速度がまったく別の次元ほどに違うことは、そこまでたどり着いた人
間にしか理解しえないものなのだ。

《七十二候のトピックス一覧》
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軌話§京王線あれこれ[56]ダイヤ編成の件

[承前]

現役宮仕えだった頃は、ダイヤ改定に関して当然ながら敏感だった。
もちろん事細かに覚えるわけではないが、基本的な部分はしっかりと
押さえて対応していたのだ。

それが定年退職直後に行われた改定以来、上りはまだしも、下りの、
特に都営新宿線のダイヤに疎くなってしまって今に至っている。

新宿線内に急行は走っているが、これがなぜか笹塚止まり。かと思う
と、かつては相模原線だけだったはずの京王線乗り入れが、高尾山口
行きなんてのが加わっていたりして、すっかり覚える気をなくした。

まあ、月に一回か二回程度の神保町往復だから、いちいち覚えずとも
それほど困ることはないのだが、かつてのように停車駅の少ない急行
系が相模原線内を走るのは朝晩に限られ、日中は快速と快速とあまり
変わらない停車駅の区間急行がもどかしく運行しているのみ。

そんなわけで、余計に覚えるのが面倒になってしまったのであった。
要するに、急ぐ旅でもなし……やって来た電車に乗って、どうせ笹塚
で乗り換えることになるのだ。

さらに、近年複々線化が成った小田急に乗ると、さらに複雑怪奇で、
準急、急行、快速急行が頻繁に運行していて、まったく訳がわからな
い。登戸で準急向ヶ丘遊園行きなる中途半端な電車を降りたすぐ後、
快速急行が連続してやって来るものだから、たまにしか乗らない利用
者は右往左往してしまうのである。
                            [続く]

《京王線のトピックス一覧》
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2019年11月26日

ひだまりのお話……間もなく新規スタート!

14年7か月のウェブリブログ暮らしから心機一転……So-netブログで新しいスタートを切ることになりました。

nenga_hanko_純粋麦酒.jpg

12月1日より、ブログ名は変わらず“ひだまりのお話”で毎日更新。

【ひだまりのお話】11月一杯はこちら
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異話§超“変な天気”の日々

先週金曜日から4日間というもの変な天気が続いた。

22日の金曜日昼前から降り始めた雨は、延々丸2日以上も降り続け、
日曜日の昼頃に止んだものの、この時期には考えられない湿気をもた
らしたのである。

25日の月曜朝の我が家は濃霧に包まれて、視界は数十mちょっとほど
でしかなかった。

この間の最高気温は20度を超えていた。そのおかげで、高温と湿度の
合わせ技による濃霧になったと思われるが、それ以上に何より、歩け
ば蒸し暑さに汗をかき、電車に乗ればエアコンが稼働する……とても
11月下旬の日々とは思えなかったのだ。

そういえば、フランスやイギリス、イタリアでも雨が降り続いたこと
による洪水が各地で発生した。溢れた水はなかなか引いてくれない様
子をテレビのニュースで知ったが、ともかく地球規模の気象異変の頻
発は眼に余るものがある。

アメリカが気候変動抑制のパリ協定から抜けると宣言したが、これは
もう正気の沙汰ではない。超大国が無責任な姿勢で未来を放棄しては
ならない。

知らぬ顔で協定脱退を決めた人間は、間違いなく早々にこの世から消
えてしまって、あとは野となれ山となれであろうが、そうしたことで
実際の被害を被るのは、今の現役世代とその子供たちなのである。

《天気のトピックス一覧》
ラベル:天気 日本 地球
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織話§ウェールズQのベートーヴェン[2]

昨日は第一生命ホールでウェールズ弦楽四重奏団のベートーヴェン・
チクルス2回目……9月以来のこと。
verus1124.jpg
弦楽四重奏曲 第9番 C-Dur Op.59-3 『ラズモフスキー第3番』

**********************休憩**********************

弦楽四重奏曲 第15番 a-moll Op.132

ラズモフスキー3番も15番も、実演を聴くのは今年3度目である。

ラズモフスキー3番はクス、エベーヌ、ウェールズで、15番がベルチ
ャ、クス、ウェールズだった。

エベーヌのラズモフスキーがあまりにも圧倒的に過ぎた記憶を引きず
ったままだったので、比較するのは意味のないことと思いつつも、ウ
ェールズの芸風である繊細な表現は、線が細いと感じられてしまい、
エベーヌの強烈な印象を払拭するに至らないまま。

彼らの美点を生かしつつ、彼らなりのベートーヴェンが構築できるも
のか……時になりふり構わずみたいなパフォーマンスも必要なことと
思うのだが、彼らはそうした行き方を選択することはないように思わ
れる。そうした頑固さが功を奏することもあるが、手枷足枷になって
動きが取れなくなることもあるのだ。

全曲演奏チクルスはこの先あと4回行われるのだが、聴きに行くのが
ちょっとしんどくなってしまっている。

《クラシックのトピックス一覧》
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2019年11月25日

留話§一日一句~実体も夢の如く~

季語は・・・秋桜(コスモス)

秋桜は 下天にありて 儚くて

【去年の今日】週話§日曜消息~バイエルン放送交響楽団~
ラベル:俳句
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弄話§パソコンを使える人

表題の件、何をもって“パソコンが使える”と言えばいいものか……
自分自身のことから考えると、まあ六十代の普通の人間よりは、いく
らかましな程度ではなかろうか。

会社OB会の事務仕事で任されているのは、パソコンを使っての様々
な作業。前任者から突然に引き継ぐことになったが、何とかかんとか
こなしている。

パソコン歴は既に四半世紀を超えた。1994年に第一号を買って以来、
買い替えを続けたパソコンは、現有で“六代目”となった。二代目以
降は、買い替えるごとにデータの移行も自力で行っているから、世話
はないほうだろう。専門知識こそ乏しいけれど、多少のことだったら
対応しているつもり……あれこれ綻びも多くなったけれど。

我々の同世代以上は、パソコンやキーボード操作が覚束ない人間の集
合体で、勤めていた会社では、確か2001年頃に社員に一台ずつ業務用
パソコンがあてがわれ、出勤に関する届け出や、借用した金銭の精算
をオンラインで決済するようになったが、年寄り連中はさぞや苦労し
たことだろう。だからOB会で自分より年長の幹事連中は、すっかり
操作を忘れてしまったようで、パソコンに触れようともしない。

なので、当分はパソコン仕事を続けるだろうが、数年経ったあたりで
自分より歳若い人間に引き継いでもらうつもりでいる。彼らくらいに
なれば、パソコン操作はまったく問題がないはずだ。

《老化のトピックス一覧》
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過話§備忘録的な何か~2019年11月25日付~

11月13日……肌寒い日となったこの日、ウールのカーディガンを家の
中で羽織り始めた。朝方の気温が10度台半ばであれば、綿カーディガ
ンで十分だが、10度前後を記録するようになると肌寒いものがある。

というわけで、朝方パソコンに向かう冬支度が始まった。翌日には、
膝掛けと足温器を取り出し、これで冬の準備は万全だ。

11月14日……足元に掛けていた羽毛布団から、個々に一枚の羽毛布団
を掛けて寝始めた。

まだもう少し大丈夫かなとも思ったが、やれる時にということで、夫
婦一枚ずつの羽毛布団態勢が始まったのである。同居人は羽毛布団の
下に夏のタオルケットを追加投入しているが、自分はというと、羽毛
布団で真冬でも十分暖かく過ごせる。

この先、寒さが厳しいと感じたら、電子レンジ加熱の“湯たんぽ”を
使うことになるだろうが、それは年明けてからのことになるだろう。

11月15日……我が家から“ダイヤモンド富士”が見えた。ジャストで
山頂に太陽が沈んだのは、一日か二日前だったようだ。

ダイヤモンド富士に関しては、なぜか勘違いをしていて大晦日近くに
見られるものだと思い込んでいた節がある。そりゃそうだ、方向が少
しでも違えば、見える時期が異なるのは当たり前ではないか。

というわけで大雑把に調べたみたら11月半ば頃がそれらしいと判明し
たので待ち構えていたら“ビンゴ!”なのだった。

ダイヤモンド富士は年に2回見えるのだから、次回は冬至を過ぎた後
再び太陽が北上を始めた一月下旬のことである。

《日常のトピックス一覧》
ラベル:備忘録 太陽
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券話§チケットの取り方[下]そしてネットへ

[承前]

ドイツあたり、インターネット環境は日本より遅れているという話は
よく聞くが、こと劇場やコンサートホールのチケット予約システムに
関する限りは、日本よりかなり先行していたと感じる。少なくとも、
それをサービスであると認識していたのは彼の国のほうなのだ。

21世紀に入り、インターネットが日常の存在となったことで、簡単に
チケットが取れるようになったのがドイツあたりだったというのは、
いかに日本の動きが鈍かったかということである。

端的な例で言うなら、2000年代の初期において予約を試みたドイツの
歌劇場やコンサートホールでは実に簡単に予約することができた。し
かも座席選択のページがあって“ここ!”と希望した席をクリック一
つで選べたのだ。

これについては日本はベタ遅れで、記憶する限り予約ページで座席選
択ができるようになったのは2005年頃で、歌舞伎座や新橋演舞場の公
演を扱うチケット松竹だった。あまねく予約システムをチェックして
いたわけではないから、その他にも座席選択で予約できた劇場などは
あったはずであるが。

そして今や、予約できたチケットを自宅でプリントして持参する時代
でもある。ところがこれも日本は出遅れ気味かと思われる。あるいは
自分が知らないところで、転売厳禁のチケットの個人認証システムが
完備している興行があるのかもしれないが、少なくともクラシックや
歌舞伎に関しては、まだまだ遅れに遅れている。

《クラシックのトピックス一覧》
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2019年11月24日

留話§一日一句~一番明るい恒星~

季語は・・・シリウス

シリウスの 玲瓏たりて 犬の星

【去年の今日】週話§土曜消息~11月最終土曜日~
ラベル:俳句
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週話§日曜諸相~今日はウェールズQ~

ウェールズ弦楽四重奏団の“Verus”は、イギリスの“Wales”ではな
く“真正な”という意味。

9月半ばのシリーズ第1回に続いて、今日は第2回である。プログラ
ムは以下のとおり。

弦楽四重奏曲 第9番 C-Dur Op.59-3 『ラズモフスキー第3番』
弦楽四重奏曲 第15番 a-moll Op.132

ベートーヴェン後期の重量級2曲である。

今回も9月の時と同様に、彼らの芸風が前面に押し出されてというこ
とになるだろう。ただ、その時も書いたように、ベートーヴェンの音
楽は、彼ら特有のデリカシーだけで太刀打ちできるものではない。

はてさて、今回の結末はいかなるものか……感想は火曜日頃にまとめ
ようと思う。

《クラシックのトピックス一覧》
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2019年11月23日

留話§一日一句~お早うお戻り~

季語は・・・神の留守

人待ちの 碧き青空 神の留守

【去年の今日】桜話§山形交響楽団『天地創造』の旅[下]
ラベル:俳句 日常
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週話§土曜諸相~世間は晩秋~

半袖姿で汗をかきかきラグビワールドカップ観戦に励んでいたのは、
つい一か月ちょっと前のことだった。11月2日の決勝戦が終わった頃
から、徐々に秋が深まっていったようだ。

それでも11月前半は最高気温が20度前後の小春日和ともいえるような
穏やかな日々を過ごすことができた。

だがそんな11月も、後半には順調に気温が下がって晩秋の趣きとなっ
ていき、我が家周囲の樹々の葉も、すっかり色づき、若葉が萌えてい
た4月の面影はない。

こうして晩秋となり、六十路半ばを迎えた我が身もまた晩秋なんだな
などとしみじみ自覚する……初冬は既に眼の前にある。

《日常のトピックス一覧》
ラベル: 日常 ラグビー
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2019年11月22日

変話§虹蔵不見~七十二候~小雪

小雪の初候“虹蔵不見(にじかくれてみえず)”である。

雪を見た初めがいつのことだったか……おぼろげに覚えている光景は
実家から表通りに出て交差点の先を見たら、ゆるい傾斜の道の先から
スキーで滑り降りてくるというものだった。

今になって調べたら、大通りと交差するスキーで降りてきた少し狭い
道の傾斜は、確かに下りではあるが傾斜はわずかでしかなく、3歳く
らいの我が身の記憶では、もう少し傾斜がついていると感じたのだ。
↓ご覧のとおり傾斜はわずかでしかない(グーグルストリートビュー)

ともかく、幼時の記憶などその程度のもので、何をどのように記憶し
ていたものか、今となっては幻を見ていたとしか思えないのである。

そもそも街中の道路でスキーをするのだったら、20~30cmは積もって
くれる必要はあるだろうから、そこまで積もっていたのだろうか。

正解は記憶の奥底に沈んでしまっているのである。

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券話§チケットの取り方[中]電話で予約

[承前]

そして1980年代に入ると、電話でのチケット販売が広く行われるよう
になった。当時使っていたのはダイヤル式で、競争率の高いチケット
販売の時にはリダイヤルができず、不利だったのでプッシュホンに変
更したのだった。

そしてチケットぴあやチケットセゾンといったチケット予約&販売シ
ステムが生まれたが、今考えると、過渡的なる存在だった気がしない
でもない。雨後の筍のごとくあちこちに展開されていた“ぴあ店舗”
はどんどん閉鎖されて、東京都内にはもう17店舗しか残っていない。

そうして、ネットでチケットを予約する時代がやってきた。年に一度
海外旅行をするようになってありがたかったのは、インターネットを
経由してチケットが取れるということである。

海外旅行を始めた1980年代初期、ドイツやオーストリアのオペラや演
奏会のチケットを取るには、3つの方法があった……手紙でのやり取
り、ファックスでのやり取り、そして窓口との電話交渉というもの。
だが、電話でのやり取りはさすがに論外だったので、手紙かファック
スでやり取りを試みていた。

ファックスでのやり取りを最後にしたのは1998年、まだ自宅のインタ
ーネット環境ができていなかったのだが、その後はメイルのやり取り
でチケットの確保ができるようになったことで、状況が劇的に好転し
たのだ。そうしてその先に待っていたのは……
                            [続く]

《クラシックのトピックス一覧》
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2019年11月21日

留話§一日一句~邪魔をしないでおくれ~

季語は・・・落ち葉

落ち葉掃き 手古摺る母や まつわる子

【去年の今日】桜話§山形交響楽団『天地創造』の旅[上]
ラベル:俳句 日常
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珈話§エスプレッソ好き

大学時代に2年間ほどアルバイトをしていたデパートの中の喫茶店は
フランス料理屋の出店で、パリのカフェをコンセプトに洒落た雰囲気
を醸し出していた。よって、ウェイターではなくギャルソンである。

アルバイトの特権はいくつかあって、ちょっとした休みに飲むコーヒ
ーはただ。昼ご飯はデパートの従業員食堂でも食べるのだが、店で出
しているバゲットで作るサンドイッチは半額以下という大サービス。

そんなわけで、ただで飲めるのをいいことに、エスプレッソの味を覚
えるいい機会となったのだ。

もっとも、それまでも頻繁にコーヒーを口にしていたわけではない。
大学の行き帰りの通りにあったコーヒー豆卸しの店が安くコーヒーを
飲ませてくれていたので、そこで飲み始めたくらいでしかなかった。

そんなわけで、初めて口にしたエスプレッソの苦さには驚かされた。
しかもドロリと濃厚な味わいは、それまでに飲んだどのコーヒーとも
別物だったのである。

そして、数杯も飲むうちに、すっかりエスプレッソが好きになってし
まったのだ。

だから、我が家で毎朝淹れているコーヒーも、エスプレッソではない
が、深煎りのフレンチローストで苦みを効かせた1杯だし、ドイツを
旅行している時にカフェに入ってもエスプレッソを注文するのだが、
日本で飲むよりもさらに濃厚で、彼我の差に驚かされることになる。

《日常のトピックス一覧》
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券話§チケットの取り方[上]プレイガイド

東京に出てきて気がつけば半世紀近くが過ぎていた。

東京で生活をする中に、クラシックの演奏会を聴きに行くというのが
目的の一つとして存在していたが、乏しい仕送りの中でやり繰りして
何とか年に数回程度というのが、就職するまでの頻度である。

その当時、チケットを調達するのは、あちこちで営業していたプレイ
ガイドがメインで、そこに行ってチケットを購入していたのだ。

店に配分されているチケットの中から、対面販売で演奏会場の座席表
を眺めながら選ぶのだった。

そうして、最初に外来公演のチケット行列に並んだのは1977年に来日
するカール・ベーム&ウィーンフィルの演奏会で、竹橋の毎日新聞社
の前だった。主催者の一つだったからというのが並んだ理由である。

特に著名指揮者と名オーケストラの来日公演は、初日の発売でほとん
どチケットが捌けてしまうから、一晩程度の行列は珍しくなかった。

東京で暮らし始めた最初の10年ほどは、プレイガイドと行列でチケッ
トの確保をしていたから“古き佳き時代”であったということであろ
う。

そうして1980年代の初めから、チケット販売システムに大きな変化が
訪れることになるが……その件については、項を改めてまた次回に。
                            [続く]

《クラシックのトピックス一覧》
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2019年11月20日

留話§一日一句~羽田から数分高度数千m~

季語は・・・冬浅し

北京へと 向かう機影や 冬浅し

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2018年11月20日付~
ラベル:俳句 飛行機
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顧話§今日の歴史~作曲者自ら指揮するも~

1805年11月20日、ベートーヴェンのオペラ『フィデリオ』初演。

ベートーヴェンといえば“高い精神性”と返ってくるような存在だっ
たりするわけだが、時に原理主義者的に道徳観に縛られているような
節が見受けられることがある。

例えばモーツァルトのオペラ『コシ・ファン・トゥッテ』を毛嫌いし
ていたらしく……確かに倫理的に問題のあるオペラには違いないが、
それならばと“貞女の鑑”を賛美するような『フィデリオ』が絶賛さ
れたかといえば、初演では見事に失敗しているのだ。

確かに、たった一度だけ観たベートーヴェン唯一のオペラは説教臭く
て実に退屈なものだった……今だに、モーツァルトのオペラのほうが
数多く上演されるのは、体によくない霜降り肉が圧倒的にうまいのと
同じことなのだろうか。

『フィデリオ』をして無味乾燥であるとまで断じるのはさすがに言い
過ぎだが、娯楽を求めて歌劇場に足を運んだら、説教された気分にな
って帰るなんていうのは避けたいというのが正直な本音なのである。

《歴史のトピックス一覧》
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弱話§体力というより持久力がないのかも

基本的に体力がないわけだ。足繁く尾瀬に通っていた時、山道を歩き
出して10分もすると、脈拍があっという間に3けたへと上昇してしま
っていた。

そして、道の傾斜がきつくなると、数分ごとに一息入れるべく立ち止
まっては休憩を取っていたのである。いや、誰でも脈拍は3けたまで
上がるよと言うかもしれないが、それでも歩き続けられる人もいれば
立ち止まってしばしという人間もいるのだ。

そんな体たらくだから、尾瀬を歩く程度が身の程で、それ以上のレベ
ルの山に行かなかったのは賢明だったと思う。これで北アルプスでも
登ろうなどと目論んでいたら、ひどい眼に遭っていたのではないか。

それに加えて、この四半世紀は膝靭帯に爆弾を抱えている。今はサポ
ーターで保護してやっているけれど、爆弾がいつ炸裂するものか……
一番困るのは尾瀬ヶ原のど真ん中でドカン!とやってくることだが。

ともあれ、この先も尾瀬行に限っての年に一回か二回、日程に余裕を
持たせてゆっくりのんびり歩いてくるつもりでいる。場所については
かつて知ったるで既視感満載と思われるかもしれないが、歩けば歩く
だけ、過去と異なる視界が広がってくれる。だから、身体が許す限り
この先も尾瀬行を続けていきたい。

《老化のトピックス一覧》
ラベル:健康 尾瀬 老化
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2019年11月19日

留話§一日一句~今年は三の酉がないので~

二の酉
季語は・・・

二の酉や 詣でる人の 忙しくて

【去年の今日】愉話§呑藝春秋[54]落ちゆく酒量
ラベル:俳句 宗教
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亀話§タートルネックの季節

タートルネックの季節となった。半袖で済んでいたのは、10月半ば頃
までで、それから一か月ほどは長袖の綿シャツを着るのだが、同居人
がアイロンをきちんとかけてくれてありがたいのだが……心苦しい。

そんな一か月ほどが過ぎれば、この先半年近くはアイロンの手間の必
要がほとんどなく、そこは気兼ねがないのだ。

というわけでタートルネックである。11月前半は綿ニットを着て、寒
かったらその上から重ね着をする。それが、もう少し寒くなるとウー
ルのタートルネックに変わる。

外出する時は、その上から厚手のジャンパー類を来ていけば、簡単に
済む。

おおよそ、ウールのセーターは暖かいので、Tシャツを下に着れば、
それで通常は十分なのだが、さらに寒い日であったら、簡単に羽織れ
るカーディガンの類を上から着てやればいい。

冬の野外にというと秩父宮でのラグビー観戦だが、その時はセーター
と厚手上着の間に羽毛のベストを挟めば、かなりの寒さでも問題なく
2時間を過ごすことができる。

そうしたこと以外、表で活動することはほとんどない。だから例えば
地下鉄の駅や電車の中は、そこそこの気温だったりしていて、これが
けっこう暑いと感じることもあるのが、時として悩ましかったりする
のだ。

《日常のトピックス一覧》
ラベル:日常 セーター
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半話§顔見世十一月大歌舞伎~髪結新三~

昼の部一番の『研辰の討たれ』を観たくて顔見世大歌舞伎に行った。
kabukiza_1911.jpg
木村錦花の原作による舞台は初めて。14年前の野田秀樹演出、十八代
目勘三郎主演による舞台の強烈な印象が残っているので、野田が、ど
のように作り込んでいったのかを知っておきたかったのである。

感想はと問われれば、おもしろかった。原作の出来がいいと感じた。
最初に観た野田版は、原作がさらにヴァージョンアップされていて、
原作を観たことで改めて野田の才能を思い知らされた。

冒頭、城内の場面では、脇役者の平均年齢が高かったためか、幸四郎
の研辰との乖離が感じられたが、幕が進むに従ってテンポも上がって
楽しませてもらったけれど、幸四郎いささか走り過ぎだったか。

それにしても“仇討ち”をテーマに据えながら、仇討ちそのものへの
大きな疑念を提示する……大正が終わるという時代に、こういう芝居
が初演されたことに驚かされる。

15分ほどの踊り『関三奴』を挟んでの『髪結新三』……これは役者も
揃っての2時間20分を楽しんだ。

菊五郎の新三は、小悪党というよりは立派な親分さんという風情だが
隅から隅まで行き届いた芝居を堪能。橘太郎の鰹売りは初めて。相変
わらず切れのいい務めっぷりで、鰹を捌く時に持った包丁をクルリと
回したのには驚かされた。そして萬次郎の家主女房の怪演と含めて、
隙のないアンサンブルを堪能したものの、幕間休憩なしの2時間20分
はきついものがあった。

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2019年11月18日

留話§一日一句~外はひんやりと~

季語は・・・今朝の冬

今朝の冬 富士の姿に 身を竦め

【去年の今日】週話§日曜消息~北へ行く~
ラベル:俳句 富士山
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変話§金盞香~七十二候~立冬

立冬の末候“金盞香(きんせんかさく)”である。

順調に朝の最低気温が下がっている。上旬半ばには5度台を記録した
から、家の中でも羽織るものが増えてきた。

空も、秋の高さから冬の冷たさへと移ってきたと感じる。我が家北側
を飛ぶ西行きの飛行機の姿もくっきりと見えて、時折の飛行機雲が颯
爽としている。

新しいカメラで待ち構えて、望遠を一杯に伸ばし機影の撮影を試みる
が、ほとんどうまくいかない……というか200mmでは下の画像程度。
keikosky.jpg
それでもこうして拡大してみると、垂直尾翼のおぼろげなマークから
航空会社がわかるが、これ以上というなら倍の望遠が必要だろう。

《七十二候のトピックス一覧》
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饗話§馬鹿にされていることに気がつけ

首相主催の観桜会に首相自らの選挙区民をバス仕立てで何百人も招待
していたことが明らかになった。

メディアは、もっとこれを報じるべきである!

観桜会の費用は我々の税金から支出される。つまり、公の金を自らの
選挙対策のために使っていたのだ。

国民は、もっと怒るべきである!

何人もの閣僚の不始末……選挙区民に、メロンやイクラなどなどを贈
ったり、秘書が代理で香典を持って行ったり……これまた明らかな公
職選挙法違反ではないか。さらに選挙スタッフに多額のギャラを渡し
ていたことが発覚して、結局大臣二人が時を空けずに辞任に追い込ま
れてしまった。そして危ない大臣がもう一人。

とっくの昔に現政権は腐敗しきっているのは明々白々で、そのことを
国民が知っているのかいないのか。最大の責任は、新聞やテレビなど
メディアであることも明らかである。

既に遅いくらいなものだが、メディアがこうしたことをきちんと報じ
ていかないと、知りようのない国民は少なくなく、自分たちが納めて
いる税金の誤った使い道すら知らされずにいることは、もうこの国が
二流国以下の後進国であるということを認めているとしか思えない。

上が腐っていれば、その下も腐っていて恬として恥じないのは当然の
ことではないか。いい加減に日本国民は怒るべきだ。

追記:ちなみに会場は、環境省所管の“新宿御苑”で、このような
止事項の冒頭に「飲酒、アルコール類の持ち込み」とある。

新宿御苑.jpg
はてさて、この先にどんな言い草が待っているものか。

《日本のトピックス一覧》
ラベル:日本 政治
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2019年11月17日

留話§一日一句~白昼夢なる道すがら~

季語は・・・昼の月

戸惑いは唐突に 白昼の月

【去年の今日】週話§土曜消息~そして11月も半ば過ぎ~
ラベル:俳句
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週話§日曜諸相~今日は歌舞伎座顔見世~

10月はすっかりラグビワールドカップにかまけて、歌舞伎はお休みを
した。

九月秀山祭以来の11月は、恒例の顔見世大歌舞伎である。昼の部では
幸四郎が『研辰の討たれ』を出す。勘三郎が研辰を務めた野田版は観
ているが、木村錦花オリジナルの舞台は初めてなので楽しみである。
kabukiza_1911.jpg
日曜日に昼の部を観るのは久しぶりのことである。チケットを取るの
は平日のほうが簡単だが、行きの電車がラッシュアワーの最後にぶつ
かってしまうのがきつい。

今日はたまたま狙っていた席が取れたので、混雑した電車に乗らなく
ても済むのはありがたいことである。

二本目は短い踊り『関三奴』で、三本目が菊五郎の『髪結新三』だが
さて、菊五郎の新三の舞台も終わりが近づいてきているのではと感じ
てしまう。感想は火曜日頃に。

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2019年11月16日

留話§一日一句~山形醤油宮城味噌~

季語は・・・芋煮会

味噌醤油 喧しくて 芋煮会

【去年の今日】態話§旅の日常化
ラベル:俳句 料理
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週話§土曜諸相~冬少しずつ~

少しずつ秋から冬への移行がテンポアップしてきているようだ。

10日くらい前だったら長袖シャツ一枚で表に出てもどうということは
なかったのが、一週間前になると夜にはジャンパーの類が必要になる
……そんな気温の変化である。

11月の初めは20度台半ばを記録していたのが、気がつけば最高気温も
10度台半ばあたりを推移するようになった。

10月一杯は毛布一枚で寝ていたが、11月に入ったタイミングで羽毛布
団を膝上まで掛けて寝ている。おかげで寒いとはまったく感じない。

だが、もうそろそろ毛布とはお別れして羽毛布団をフルに掛けて寝る
時期も眼の前である。そうして冬が一歩一歩近づいてきているのだ。

《日常のトピックス一覧》
ラベル: 日常 睡眠
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2019年11月15日

留話§一日一句~既にそんな季節~

季語は・・・秋愁ひ

燗徳利 手を温めて 秋愁ひ

【去年の今日】過話§備忘録的な何か~2018年11月15日付~
ラベル:俳句 日本酒
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告話§ビッグイシュー371号発売中!

ビッグイシュー371号は11月15日から発売されています。お買い求
めできる場所はこちらを参照。毎月1日、15日発売。一部350円。
180円が販売員の収入に。草間彌生が表紙。
bi371.jpg
表紙&スペシャルインタビュー スペシャル企画:草間彌生

リレーインタビュー 土屋アンナ(女優)

特集 地図と暮らす

じつは「地図が文字よりも古い歴史をもつ」こと、知っていました? 

今はネットで簡単に地図が見られる時代になったが、世界最古の地図は紀元前6200年頃にトルコのチャタルホユックの遺跡の壁に家屋を描いたもの。地図は人類が生きのびるのに不可欠で、それぞれの時代の、人々の空間的な理解を表してきた。

7歳の頃から都市の空想地図を描いてきた今和泉隆行さん(地理人)は「土地の全体観をつかみたいなら、アナログな地図感覚の方が役に立つ」と言う。

42年間、高等学校で地理を教えてきた田代博さん(日本地図センター相談役)は「災害などにも役立つ地図は命と生活を守る不可欠のツールでは?」と問いかける。

地質図との出合いから地図を“鑑賞する”杉浦貴美子さん(ライター/地図製作者)は、地図や地形をモチーフにしたお菓子やアクセサリーもつくる。

地図感覚、地理、偏愛、地図と暮らすエキスパート3人の話を聞きながら、あなたも地図を友にしてみませんか?


[国際記事]
「7日間のごみ」。社会に蔓延する“使い捨て病”

[世界短信]
滝田明日香のケニア便り 小型飛行機バットホーク
              「70ノットでの急下降は根性がいる」

被災地から 自主避難する被災者に「2倍家賃請求」「退去訴訟」

浜矩子の新ストリート・エコノミクス
                GAFAは善管注意義務者になれるか

コミック 『マムアンちゃん』 ウィスット・ポンニミット

枝元なほみの悩みに効く料理
  海外で暮らしたいけれど勇気が出ません☆あさりのレンジ蒸し☆

ビッグイシューアイ
        インドネシア、熱帯林消滅させる「パーム油発電」

宇宙・地球・人間――池内了の市民科学メガネ
                   カマキリ占いとすばる占い

今月の人 アイルランド『ビッグイシュー』販売者ローザ
                           [その他]

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愉話§呑藝春秋[64]たまに泡が呑みたくて

[承前]

今、シャンパンは値段が高くて手が出ない。20年以上前には、2000円
ちょっと出せば、安売り酒屋でちゃんとしたシャンパンを買うことも
できたが、今はもうその倍は出さなくては買えなくなってしまった。

シャンパンの木目細かい泡は魅力的だが、こればかりは如何ともしが
たく、代替物を探すことになる。条件は1本1000円から2000円まで、
泡がしっかりと出てくれて、それなりに辛口ならということである。

というわけで先週、久々に1本買ってみた……1500円也のイタリア産
スプマンテ。瓶もしっかりしているので、悪いことはなかろうと適当
に選んだ。

ちょっと前だったら1本全部を空けてもケロリンとしていたのだが、
もうそのあたりは自重して半分、日本酒なら二合程度と決めてコルク
栓を抜いた。

味は、そこそこ辛口で悪くはない。だが残念ながら泡が弱い。グラス
に注いだ時は一瞬だけ泡が立ったけれど、その後はさっぱりである。

そのあたりが安い発泡ワインの泣き所であろう。これが、値段も倍以
上するシャンパンであれば、グラスの底から絶えず泡が湧いてきて、
見た目も気持ちいいのだが。

やはりというか、そんな価格帯で自分が望むような泡立ち良好の発泡
ワインを見つけるのは大変なことなのだ。
                            [続く]

《酒のトピックス一覧》
ラベル: ワイン 日本酒
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2019年11月14日

留話§一日一句~鄙びた枯山水~

季語は・・・侘助

侘助が そっと一輪 寺の庭

【去年の今日】走話§3ナンバーと5ナンバーの理不尽
ラベル:俳句
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呟話§一言つぶやき~とっくに末期的症状~

現政権が“様々な問題”という表現程度では追いつかないくらい……

……あまりにもひどい末期症状を呈し続けているのに、相変わらず何
とか持ちこたえている、それを生み出している大きな責任を担ってい
るのは、紛うことなくマスコミ&メディアが報道をしないからで、そ
の腐れ具合は、政権とどっこい以上のものがあると怒り続けていて、
彼らの不作為は、2010年代の政治史の中で巨大な汚点を残すだろう。

《つぶやきのトピックス一覧》
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営話§日々の雑用あれこれ~銀行編~

定年退職以降、もっぱら我が家における渉外担当となった。

歩いてすぐのスーパーマーケットでの買い物に始まって、食パンの店
まで買いに行ったり、それから銀行や役所での書類調達といったとこ
ろである。

銀行での作業が色々と手間であるとは退職してしみじみと感じること
だが、そういえば宮仕えしていた頃は、会社近くに日常使いの銀行が
あったので、記帳することに始まって預金の出し入れなどのメンテを
簡単にすることができた。

ところが定年後は、銀行が最寄り駅近くまで行かなければならずで、
それがゆえに行くと決めて動く必要がある。

なぜそれほど気にかけなくてはならないのかといえば、引き落としさ
れる諸々の中に、一度でも滞納したら資格を失うと固く念押しされて
いる健康保険組合への支払いがあるからなのだ。

だからこればかりは、きちんと管理して、引き落とし日に残高不足が
生じることのないように口座をコントロールしてやる必要がある。

とにもかくにも、引き落とし日が近くなったら銀行に出向いて残高を
チェックして、不足が生じそうだったら別口座から振り替えるなどの
作業をせねばならない。

気が向けば昼食を食べに行きがてら、ちょいと銀行に寄って記帳など
できた宮仕え時代は、楽なことだったとしみじみ思い返すのである。

《日常のトピックス一覧》
ラベル:日常 私事 生活
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